車を所有している以上、2年に一度(新車時は3年目)必ずやってくるのが「車検(自動車検査登録制度)」です。
車検の時期が近づくと、車を購入したディーラーから案内が届くのが一般的ですが、ネットで検索してみると「ディーラー車検は高い」「民間工場やカー用品店のほうが安く済む」といった情報が多く見つかります。
そのため、「今回はディーラー以外で安く済ませようかな」と考える方も多いでしょう。

私もそういった感じかも
しかし、いざディーラー以外に依頼しようとすると、「ディーラー以外で車検を受けるデメリットは何だろう?」「サービスの質が落ちて、次の車検までに車が壊れたりしないだろうか?」という不安が頭をよぎるものです。
本記事では、「車検をディーラー以外に依頼するデメリットならびにメリット」の真相を掘り下げます。
ディーラー車検が持つ独自の強みと弱みを公平に考察しつつ、ガソリンスタンドやカー用品店、そして「セイロモータース」に代表される地域密着型の民間指定工場(民間車検場)のメリットについても分かりやすく解説します。
なお、先に結論をまとめると下記になります。
どこに行っても、一定の良質な基準のサービスと技術を提供してほしいならディーラー。
ただし、そのエリアで一般整備工場と比較すると、同じ作業・部品を使うなら、料金は高めになることが多い。
お店ごとにサービスは異なるが、自分に合ったサービス、料金体系を求めたいなら、民間の工場を探す。ただし、事前にどのお店がいいかしっかり調べる必要がある。
もちろん、これだけで、結論をまとめきることは出来ないため、詳細は記事中で解説します。
もし、東京や埼玉にお住まいで、東村山市まで来店できる距離に住んでいる方で、どこの民間工場がいいのか迷っている方は、一度セイロモータースにご連絡ください。

▼セイロモータースへのご相談はこちら▼
■セイロモータースの特徴■
- 車検(指定工場のため、自社で検査可能!新規大歓迎)
- 一般整備・法定点検(6カ月、12ヵ月)
- 中古車の買取(※最低買取保証あり)
- 新車・中古車の販売(※オークションからの仕入れも可能)
- 自動車保険(三井住友海上)
- レンタカー(ニコニコレンタカー秋津店)
住所:
〒189-0001
東京都東村山市秋津町3-50-6
アクセス:
・JR武蔵野線「新秋津駅」より車で約15分
・西武池袋線「秋津駅」より車で約20分
・関越自動車道「所沢IC」より約30分
車検を依頼する「4つの選択肢」とその基本特徴

車検を受けられる場所は、大きく分けて以下の4つに分類されます。
それぞれの特徴を正しく理解することが、最適な車検選びの第一歩です。
ディーラー(正規販売店)
トヨタ、日産、ホンダ、マツダなどの各自動車メーカーと特約店契約を結んでいる正規販売店です。
自社の車種に関する膨大なデータと専門知識を持ち、最新の設備を整えています。
基本的には「次の車検までトラブルなく安心して乗れること」を目的とした予防整備をベースにしています。
民間整備工場(指定工場・認証工場)
国(地方運輸局)から認可を受けた民間の自動車整備工場です。地域密着型の店舗が多く、全メーカーの車種を幅広く取り扱います。
民間整備工場には、自社に車検の検査ラインを持ち、その場で車検を完了できる「指定工場(民間車検場)」と、分解整備はできるが最終的な検査は陸運局に持ち込む必要がある「認証工場」の2種類があります。
車検専門店・大手カー用品店
「オートバックス」「イエローハット」といった大手カー用品店です。システム化された効率的な作業により、短時間・低価格で車検を終わらせることを得意としています。
ガソリンスタンド
日頃の給油のついでに見積もりや申し込みができる手軽さが魅力です。基本料金が非常に安く設定されていることが多く、コスト重視のユーザーに選ばれていますが、重整備が必要な場合は外注になるケースもあります。
車検をディーラー以外に依頼する「4つのデメリット」の真相
本題である「ディーラー以外で車検を受けるデメリット」について、具体的に何がリスクとなり得るのか、6つのポイントに分けて詳しく解説します。
デメリット①:メーカーの「お墨付き」や専門知識の安心感が薄れる
ディーラーの整備士は、自社ブランドの車を毎日何台も整備している、いわば「その車種のスペシャリスト」です。
車種特有の弱点や、過去のトラブル事例(「この年式のこのモデルは、ここが劣化しやすい」など)を熟知しています。
ディーラー以外(特にガソリンスタンドや経験の浅い店舗)に依頼した場合、あらゆるメーカーの車を広く浅く扱うため、その車種固有の細かなクセや特殊な構造に対する知識がディーラーに比べて劣る場合があります。
デメリット②:診断機(テスター)が最新の電子制御に対応していない場合がある
近年の自動車は「走る精密機械」です。自動ブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)やレーンキープアシスト、各種センサーなどの先進運転支援システム(ADAS)が標準装備されています。
これらが正常に作動しているかを診断するには、専用の「故障診断機(スキャンツール)」が必要です。
ディーラーには各メーカー専用の最新型診断機が配備されていますが、小規模な民間工場やガソリンスタンドなどでは、全車種対応の汎用診断機しかなく、最新の電子制御システムやハイブリッドシステムの深い部分まで診断しきれないケースがあります。
デメリット③:リコール情報の確認と同時作業が漏れる可能性がある
自動車には、設計上・製造上の不具合が見つかった際、メーカーが国に届け出て無償で修理する「リコール」が発生することがあります。
ディーラーで車検を受ける場合、メーカーのデータベースと直結しているため、まだ実施していないリコールがあれば車検と同時にその場で無償修理を行ってくれます。しかし、ディーラー以外ではリコール情報を見落としたり、部品の手配ができず「後日ディーラーへ行ってください」と二度手間になったりすることがあります。
デメリット④:店舗によって技術力やサービスの「質」に激しいバラつきがある
ディーラーであれば、全国どこの店舗に行っても一定水準以上の接客、整備品質、代車サービスを受けることができます。
一方で、ディーラー以外(民間工場やカー用品店)は、まさに玉石混交です。「ディーラー以上の腕を持つベテラン整備士がいる超優良店」がある一方で、「最低限の検査項目だけを通し、車の寿命を縮めるような雑な整備しかしない格安店」も存在します。ユーザー自身が良い店舗を見極める目(リテラシー)を持たなければならない点が、最大のデメリットと言えます。
▼セイロモータースへのご相談はこちら▼
逆に知っておきたい「ディーラー車検」のメリットとデメリット
ディーラー以外を選ぶデメリットを正しく評価するためには、対比較となる「ディーラー車検」のメリットとデメリットも知っておきたいと思います。
ディーラーでの車検を検討する際、「結局、何が良くて何がデメリットなの?」とシンプルに知りたい方向けに、ポイントを絞って解説します。
ディーラー車検のメリット
まずはメリットからみていきます。
その車を熟知した「専門店」の安心感
最大のメリットは、自社ブランドの車に対する圧倒的な知識量です。
- 車種専用の診断機を持っているため、目に見えない電子系統の不具合も見逃しません。
- メーカー特有の「クセ」や弱点を把握した整備士が担当します。
「純正パーツ」を優先しての交換
整備や修理が必要になった場合、使用される部品はすべてメーカー純正品です。
- 車本来の性能や安全性がキープされます。
- 将来、車を売却する(下取りに出す)際にも、純正部品で整備されていることはプラス査定に働きやすいです。
ディーラー車検のデメリット
次にデメリットについても確認します。
費用(基本料金・工賃)が、一般整備工場より高い可能性がある
民間整備工場や車検専門店に比べると、基本料金や時間あたりの作業工賃(レバレート)が、一般整備工場より高めに設定されている可能性があります。
というか、厳密にいうと、ディーラーが一つの基準になって、他の民間工場などが、ディーラー基準にすると競争できないので、少し工賃を下げるという流れです。
なので、その地域によって差があるかもしれません。
例えば、ある2つの地域があって、それぞれの平均的な工賃相場が異なる場合、その2つのエリアで比較すると、Aというエリアのディーラーと、Bというエリアの一般整備工場が同じぐらいになるということはあるかもしれません。
当社も全国4店舗あるので、それぞれの地域の情報が入ってきますが、地域差があるなということは、よく感じます。
なお、どこの一般整備工場も、本来はディーラー並の工賃はいただきたいというのが、本音ではあると思います。
- 「とにかく安く車検を済ませたい」という方には、予算面が最大のネックになります。
予約が取りにくい傾向がある
ディーラーは、リコール対応もしているので、リコールが入った時などは、その作業に追われます。
週休2日をしっかりととっている工場も多いため、予約はどんどん入っていくイメージです。
飛び込みは、ほぼ無理でしょうし、今日電話して、明日、明後日に入庫できることもありますが、ほとんどは、そうはならないです。
もちろん、一般整備工場でも同じ傾向はありますが、比較してみたときに、その度合いはディーラーのほうが厳しい印象です。
代車の準備がないことが多い
「代車」という言葉が存在するように、整備工場に入庫して代車を借りるという慣習は、日本には根付いています。
ですが、これは、一般整備工場の話で、ディーラーでは、代車を準備していないケースも多いです。
もちろん、一般整備工場なども準備してない会社もあるので、その点は、整備を依頼する前に、よく確認が必要です。
絶対に整備中の足が必要という方は、代車を準備できるお店を探す必要があります。
▼セイロモータースへのご相談はこちら▼
各車検業者の特徴・メリット・デメリット徹底比較表
ここで、ディーラーとそれ以外の車検業者(民間指定工場、車検専門店、ガソリンスタンド)の費用、品質、柔軟性などを一覧表で比較してみましょう。
| 項目 | ディーラー(正規販売店) | 民間指定工場(地域密着) | 車検専門店・カー用品店 | ガソリンスタンド |
| 費用相場(基本料+整備代) | 高め(業界の基準値)(10万〜15万円以上) | コスパ良(6万〜15万円)※幅広い | 安価(5万〜15万円) | コスパ良(6万〜15万円) |
| 整備・検査の品質 | 自分のメーカーには最高水準 | 高い(技術力ある職人多数) | 平均的(マニュアル化) | △(店舗による差が激しい) |
| 車検にかかる日数 | 2日〜3日程度(丁寧に行うため) | 最短即日 〜 3日程度 | 最短60分 〜 3日 | 2日〜4日(外注の場合あり) |
| 部品交換の選択肢 | 純正新品が優先される | 純正・社外・リビルト・中古も可 | 純正・社外・リビルト・中古も可 | 選択肢は少なめ |
| 電子制御(ADAS)対応 | 完璧(専用テスター常備) | 対応(認定店なら最新機器あり) | 概ね対応 | △(対応不可の車種あり) |
| アフターフォロー | 手厚い(独自の整備保証付) | 相談しやすい・顔が見える関係 | 最低限の保証あり | ほぼなし(特典のガソリン割引など) |
この表は、あくまで参考値です。
ディーラーは少し高めの表記になっていますが、同じ部品で、同じ作業なら、工賃相場分、少し高くなるというのが実際のイメージです。
新しい車であれば、交換部品もほぼなく、その場合は諸費用と点検費用や、最低限の消耗品交換だけで終わり、もっと安くなることもあります。
ガソリンスタンドは、外注する頻度はディーラーや民間工場に比べて多いです。それも店舗により、やり方が異なるため、なかなか平均的な評価をするのが難しいのが現状。
あくまで、参考値としてみてください。
自分にあった民間工場が見つかると満足度があがる
車検や整備で満足しているお客さまは、自分の肌があう工場を見つけた方ではないでしょうか。
ディーラーが合う人もいれば、そうでない人もいます。
お店との信頼関係や、細かく説明を受けたいという方は、やはり民間の整備工場を選ぶことがおすすめです。
ただし、いろんなお店があるので、ぴったりな会社に出会うまでは、少し時間がかかるかもしれません。
もし、安心してお任せできる民間工場をお探しの方は、一度セイロモータースにご連絡ください。
失敗しないための「優良整備工場」の見極め方
民間の整備工場を探したいけど、何をポイントに探せばいいの?
そういった不安がある方のために、いくつかポイントを確認しておきましょう。
国土交通省の「指定工場」かどうか
まずは、指定工場か民間工場かを確認してみてください。
指定工場であれば、自社で車検の検査までできるため、わざわざ陸運局まで車を持ち込む必要がありません。
そのため、急ぎの対応をしてもらえたり、技術力でも腕がいいことが多いです。
自動車整備工場には「認証工場」と「指定工場」があります。
当社セイロモータースも指定工場です。
- 認証工場: 分解整備はできるが、完成検査のラインを持っていないため、最終的に車を平日に陸運局(車検場)へ持ち込まなければなりません。
- 指定工場(セイロモータースなど): 国の厳しい設備基準、人員基準(国家資格を持った自動車検査員が常駐していること)をクリアした工場です。工場内に車検の検査ラインを持っているため、陸運局に持ち込む必要がなく、土日でもその場で車検の合否を判定し、スピーディーに完了させることができます。つまり、技術力や設備のレベルは国の保証付きです。
国家資格整備士が在籍しているか
車検を掲げている限り、当たり前といえば、当たり前ですが、国家資格整備士が在籍しているか確認しましょう。
車の点検や整備は、知識と経験が重要です。
国家資格を持つ整備士が在籍している工場なら、車の状態を正しく判断し、適切な整備を受けられます。
チェックポイント
- 国家資格整備士在籍
- 自動車検査員在籍
HPなどに、こういった記載があるか確認しましょう。
最新スキャンツールを導入しているか
最近の車はコンピューター制御が当たり前です。
エンジンだけでなく、自動ブレーキやセンサーなども電子制御されています。
スキャンツールがあれば、車のコンピューターと接続し、不具合や警告灯の原因を正確に診断できます。
こんな車は特に重要
- ハイブリッド車
- 自動ブレーキ搭載車
- レーダークルーズ搭載車
- 電動パーキングブレーキ搭載車
▼セイロモータースへのご相談はこちら▼
OBD車検に対応しているか
近年の車検では、車のコンピューターに記録された故障情報を確認する「OBD検査」が導入されています。
今後ますます重要になるため、OBD車検に対応している工場を選ぶと安心です。
チェックポイント
- OBD車検対応
- 電子制御装置対応
などの表記があるか確認しましょう。
※上のスキャンツール導入と関連する項目です。
見積もり内容が分かりやすいか
車検費用は安ければよいとは限りません。
最初は安く見えても、後から追加料金が発生するケースもあります。
事前に見積もりを提示し、追加整備が必要な場合は説明してくれる工場を選びましょう。
チェックポイント
- 事前見積もり
- 追加整備は事前連絡
- 明朗会計(決済方法は豊富か)
などの記載があるか確認しましょう。
地域での実績や口コミがあるか
長く営業している工場は、多くのお客様から選ばれてきた実績があります。
ホームページの施工事例や口コミ、創業年数なども参考になります。
チェックポイント
- 創業年数
- 車検実績台数
- お客様の声
- Google口コミ
などを確認しましょう。
迷ったらこの3つをチェック!
初めて工場を選ぶ方は、まず次の3つを確認するだけでも大きな失敗を防げます。
✅ 国土交通省指定工場
✅ 国家資格整備士が在籍
✅ 最新スキャンツール・OBD車検対応
最近の車は電子制御化が進んでいるため、「安さだけ」で選ぶよりも、「設備・技術・説明の分かりやすさ」を重視することが大切です。
まとめ:車検をディーラー以外でするデメリットと自分にあった民間工場の選び方

ここまで、ディーラー以外で車検を受けるデメリットの真相や、各業者の特徴、そして失敗しない優良な民間整備工場の見極め方について解説してきました。
あらためて、今回の内容をシンプルにまとめます。
- ディーラー車検が向いている人全国どこでも一律の高品質なサービスを受けたい方、予算よりもメーカー独自の専門知識や「100%純正パーツ」の安心感を最優先したい方。
- 民間整備工場(その他業者)が向いている人自分の予算や車の状態に合わせて柔軟にサービスを選びたい方、同じ作業や部品なら少しでも費用を抑えてコスパ良く済ませたい方。
近年の自動車は電子制御化が進んでいるため、ディーラー以外を選ぶ際は「安さ」だけで判断せず、「国に認められた指定工場か」「最新の診断機(スキャンツール)が揃っているか」といった技術・設備面をしっかりチェックすることが、失敗しない最大のポイントです。
「ディーラーは高いけれど、かといって格安店は不安…」とお悩みの方は、ディーラー同等の確かな設備と、民間工場ならではの柔軟な価格・対応力を兼ね備えた、信頼できる地域の民間整備工場をぜひ探してみてください。
東京・埼玉エリアで車検工場をお探しの方へ
東村山市の「セイロモータース」は、国の厳しい基準をクリアした国土交通省の指定工場です。国家資格整備士と最新スキャンツールを完備し、国産車から輸入車まで全メーカーの車検にスピーディーに対応いたします。「まずは見積もりだけ」という新規のお客様も大歓迎ですので、どうぞお気軽にご相談ください!
▼セイロモータースへのご相談はこちら▼
10万キロ超え車両が受ける「一般的・定番」の車検メンテナンス-120x68.png)
コメント